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2008年3月26日 (水)

食事と会話

Photo トルストイの「アンナ・カレーニナ」の中には、いつの時代でも変わらない、大切な言葉が散りばめられています。

ある一節に、リョービンとオブロンスキーがホテルのレストランで交わす会話があります。二人は、田舎で労働している人と都会で暮らしている人の、服装や爪の形などに見られる違いについて話しています。

「・・・つまり、僕たち田舎者は早く仕事に取りかかれる様に、急いで飯をかっ込むのに、今、僕と君はあまり満腹にしないように牡蠣なんか食べているじゃないか。まぁ、それが滑稽に見えるのと同じ事だね」
「いや、もちろんだとも。しかし、その点にこそ、教養というものの目的があるんじゃないか。いっさいのものから快楽を作り出すということが」

このあと、リョービンは、「それが目的なら、僕はむしろ野蛮人でありたい」と、カッコよくスネてみせるのですが、この「いっさいのものから快楽を作り出す」という言葉は、人生を滑らかに生きて行く上で、ひとつのキーワードになっています。むしろ快楽というより「喜び」「愉しみ」という言葉に置き換えた方が解かりやすいかもしれません。

ちょっとした言葉や動作で、その場の雰囲気を明るくしてくれる人は素敵ですね。

食と食文化の勉強をしていて、日頃意識していなかったのですが、最近どんな職種や年齢、性別の方と食事をしても話が噛み合うようになって来たと思える事に気付きました。その大部分がフードアナリストとして学んだ事に助けられているのです。

今まで食事をして来て、楽しかったとか印象に残っている食事会は全て「会話が楽しかったな」と思います。
料理の美味しさと同じくらいに同席者との会話は、食事の時間に大きな影響を与えるものなのです。

笑顔と楽しい会話は、食事を美味しくさせてくれるスパイスのひとつなのかもしれませんね。

近々ある友たちのと食事会のために面白ネタをせっせと集めるフジーニなのでした(笑)。 

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