« 2008年6月 | トップページ | 2008年8月 »

2008年7月

2008年7月24日 (木)

第10回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー

東京ビッグサイトで23日に開幕した「第10回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」で講演させて頂いた。タイトルは【愛される「日本のシーフード料理」の存在と可能性】です。

001

原油の高騰による漁業問題をはじめとして、多くの課題を抱えるシーフード業界での講演は、フードアナリストという役割の在り方を問われるチャレンジでもありました。

日本の魚料理の今まで積み重ねて来た伝統と、その精度の高さと海外での魚料理事情を比較しながら、今と未来への提言を盛り込んだ講演でした。

満席御礼でした。

「シーフードショー」開催の意義は、水産物の取引機会を拡大するというだけではなく、水産業界発展のための学習の場とも考えております。多数のバイヤーとの情報交換は、様々な川下の動き、気配を知る有益な機会です。同様にバイヤーの皆様にも水産物の魅力をご理解頂き、双方で学ぶ機会となっております。水産物を取り巻く環境は世界的な魚食ブームの中で様々に変化しておりますが、双方で学びあい、水産物の魅力を高める機会となるよう私共も取り組んで参ります。」と大会会長がおっしゃるとおり、多くの専門家がメモを取り、真剣に学ぶ姿勢に感銘を受けました。

頑張れニッポンの水産業者さんたち!

消費者も学ぶことによる知識での正しい判断が求められます。適正価格での消費もまた、国民の全体の利益を守ることになるのです。安ければ何でも良いではなく、追い詰められている漁業従事者への支援としての魚の価格についても応援出来る気持ちが大切だと考えます。

切実な声に、少しでも多くの消費者に正しい情報提供をしていく役割を感じます。

Photo

会  期

2008年7月23日(水)~25日(金)
開催時間 10:00~17:00 ※25日のみ 10:00~16:00
会  場 東京国際展示場“ビッグサイト”東4・5ホール

003

| | トラックバック (1)

2008年7月18日 (金)

クイズ番組の裏側

皆さん、クイズ番組はお好きですか?

僕は好きです、見る分には・・・

実は、情報番組やバラエティー、クイズ番組などでも食の問題がたくさん出題されます。食の専門家として多くの番組の監修を手掛けていますが、これがまた大変なのです。

「へ~」って唸ったり、なるほど!と驚いてもらう裏側には、夜通し文献とにらめっこしたり、様々な情報機関への問合せをしたり、時には海外へ裏付けをとるために連絡したりと1問に数日を費やすなんてザラなんです。

世の中のなぜ?語源は?意外な誕生物語、食の薀蓄などなどをあらゆる角度から検証して、解答を解説するなどという役目も請け負います。よくある専門化に聞いてみました。というやつです。

たった数十秒の解説場面に、どれほどの大変が潜んでいるか?

Books001

実は今朝、専門家の家で本に囲まれた映像をインタビューシーンで収録したいという要望に応えたのです。さぁ、夜通し片付け&掃除しなくちゃです。日頃からきれいにしていればいいだけの話ではありますが・・・

そりゃもう大騒ぎで夜中に掃除機はブンブン、猫は走り回る、山積みの本は崩れる・・・泣けます。食の研究家で専門家の日頃の姿は、実は地味なものです。こうした、ドタバタの先にすました顔して、専門家は解説などしているのです。夜中は、Tシャツに短パンでしたが、カメラの前ではスーツにネクタイです(笑)。

こうして、表舞台では気取っているのです。

@nifty厳選レストランで、私がエスコートした食事イベント企画の記事が掲載されました。http://restaurant.nifty.com/

Photo

ここでも余所行きの姿ですが・・・

良かったらご覧下さい。http://restaurant.nifty.com/cs/feature2/detail/080711961710/1.htm

Photo_2

| | トラックバック (0)

2008年7月10日 (木)

HAL YAMASHITA」山下シェフとの出逢い

最近、たくさんの料理人たちと話をさせて頂ける機会が増えた。

Beigehyoteimenu

最近では、Les Rendez-vous culinaires japonais “レ・ランデヴー・キュリネール・ジャポネ”京都三大名店×ベージュ アラン・デュカス 東京 ~日仏交流150周年を記念して~という食事会が開かれた。
「ベージュ アラン・デュカス 東京」にて京都の老舗日本料理店3店との饗宴を開催。「瓢亭」「美山荘」「京都吉兆」がつくるフランス食材の料理と、「ベージュ アラン・デュカス 東京」のフランス人シェフ・ジェローム・ラクレソニエール氏による日本食材の料理の融合に挑戦するという内容で、第1回目が瓢亭」高橋義弘氏とのコラボレーションだった。※詳しくは6月19日付コラムをご覧下さい

その食事会の隣席でご一緒させて頂いたのが、その名を世界に轟かせて活躍するHAL YAMASHITAのエグゼクティブシェフである山下春幸氏でした。<br>レストランでは、料理を通じてしかメッセージを感じ取る事が出来ないが、同じテーブルを囲み食事をするという場での会話は、また違った印象でその人が見えるものです。常々、料理はその人の価値観や人生観などを表現するものだと感じていますが、まさにハルさんはその料理の名声に違わぬ素晴らしい人物でありました。厨房とは違う、パリッとしたスーツを着こなし、スマートな立ち振る舞いが印象的です。

Hal_yamashita

僕は基本的には、誰とでも話せるというタイプではありません。もちろん、FOODEXやHOTERESなど大型コンベンションホールなどという会場で講演などもしていますから、人前で話をする事が苦手という意味ではありません。その人がどのような生き方や価値観を持っているかを知り得るまでは、本音で話せないという部分が強いのですね。誰とでも仲良くはなれるが、関わりとしては浅いという関係が好きでは無いのかもしれません。とにかく、興味をもった人については深く知りたいと思うのです。真にハルさんは、そういう人物でした。自分が扱う食材へのこだわりは、生産者への信頼となり、その過程を理解するために実際に足を運びその環境から来る味への感謝を料理という表現で還元しているのです。ハルさんのレストランで使っている魚の80%が瀬戸内海のものであるという部分で、岡山出身の僕の原点と融合して話が盛り上がりました。

1年をすごく細かく区切り、どの時期のどこの環境がどのように良いから、その場所で最上のコンディションになった状況ものを食材の声を、信頼出来るプロフェッショナルな生産者に判断を委ねて仕入れる。その送られて来た食材の声を聞いて調理するのだという。日本には、古来より一年を二十四節気、七十二候という風に分ける風情があり、その中での季節の変化を楽しむという文化がある。そんな古の季節感を大切に、今という時代に新しい料理スタイルで表現するハルさんの根源は“禅”という思想なのではないだろうか。雑念を払い、心を集中して悟りの境地を得ることを目指す。つまり食材への最大限の敬意を「命」という観点から大切にして、食という命を繋ぐ行為に最大限の努力を捧げているようにお見受けする。美味しいのは当たり前の東京の美食シーンで、料理スタイルで異色を放つハルさんという料理人の人柄に触れ、一見すると見過ごしてしまいそうな食材の個性や在り方そのものが、凡庸な調理方法ではなく、ハルさんのみが創りだせる料理を決めさせたのだと思うと、稀代の感性をもった調理人であることは間違いがないですね。

フードアナリストは、作り手と食べ手の幸せを繋ぐ架け橋となる存在でありたいと思っています。こうした時間が紡ぎだす料理人からの言葉の一つひとつに込められたメッセージを料理から感じ取れるための勉強も大切ですね。今後も精進して、食べるということから多くの物語を見つけ出したいと思います。

Hal_entranceyamashita

| | トラックバック (0)

2008年7月 2日 (水)

フードアナリスト初級検定がスタート!

[News Release]

日本フードアナリスト協会とニフティ、初のWeb上で実施する検定試験
「フードアナリスト初級検定」を「@nifty 厳選レストラン」にて独占開催。

 日本フードアナリスト協会(代表:横井裕之、東京都千代田区、以下フードアナリスト協会)とニフティ株式会社(社長:和田一也、東京都品川区、以下ニフティ)は、7月1日(火)からインターネット上で「フードアナリスト初級(注1)」の初のWeb検定を開催します。

Photo

 この検定は、食の専門家であるフードアナリストたちが紹介するレストラン情報サイト「@nifty厳選レストラン(注2)」のサイトで行います。受験対象者は@nifty会員の方でかつ@nifty厳選レストランの会員です。 

受験者は二者択一形式の試験問題を30問回答し、24問以上正解すると「フードアナリスト初級」に合格と認定されます。解答時間に制限はなく、インターネットにつながる環境があれば、いつでも受験可能です。受験直後に合否の結果がでるので、「@nifty厳選レストラン」のサイト内で「フードアナリスト初級」を取得することが可能です。

 「フードアナリスト初級」に認定された方には、フードアナリスト協会発行のオンライン認定書が送られ、また、協会発行のメールマガジンの受け取りが可能となります。さらに、フードアナリスト向けのインターネット上のコミュニティ「食卓賢人倶楽部」へ入会することもできます。

 フードアナリスト協会は、「フードアナリスト初級検定」を初めてWeb上で開始することにより通常の受験者とあわせ、全体で今年度5,000名の受験者を見込んでいます。Web検定の開始により、「時間や場所を問わず、受験が可能になる」ことから全国各地の食に関して興味がある・もっと深くしりたい方に間口を広げ、資格取得者の拡大をめざしています。

 一方、ニフティはこの検定を通じて、フ-ドアナリストの認知度および「@nifty厳選レストラン」のクオリティをさらに高めていきます。今後は各企業と連携して、食に関わる検定を展開していき、食に興味がある方の食に関する知識の向上にむけて幅広く利用されることをめざしています。

 両社は今後も本サイトを通じて、お気に入りのお店をみつけ、"常連"になれることを応援し、レストランの本当の良さ・楽しさを伝え、「お客様とレストランの架け橋」として、食や食空間に関する情報を伝えられるサイトとして展開してまいります。

注1:フードアナリスト

食と食空間を評価・分析する専門家で、レストランを料理の評価だけでなく、サービス・安全性、雰囲気を総合的に評価して「1つ星」から「5つ星」まで評価・格付けする日本で初めての資格です。現在、約3,000名が「フードアナリスト」としてさまざまな業界で活躍しています。

注2:@nifty 厳選レストラン
フードアナリスト協会が認定する「フードアナリスト」の有資格者による鋭く多角的な視点において選んだ厳選されたレストラン情報を提供します。掲載するレストラン情報については、サイト独自の評価基準(注3)により、総合的に評価します。また、「フードアナリスト初級」のほか、利用者のニーズが高い「マナー検定」や「@nifty厳選レストラン常連度チェック」などもあわせて開始します。当サイトの利用者がレストランに赴く際に、役に立つマナーを事前に確認することでより深くレストランを楽しめるような構成にしています。サイトの利用者の中心となる食・美容・健康などに興味を持った情報感度の高い女性やグルメ通の方を中心に利用してもらうことを目的としています。
注3:評価基準
「料理」「内装」「サービス」「快適性」の4つの視点から、それぞれの基準に基づいた10項目の格付け。

<「フードアナリスト初級」のWeb検定」の概要>
○サービス名称
 「フードアナリスト初級」Web検定
○利用料金
 2,500円(税込)
○URL
 http://restaurant.nifty.com/ 
○利用対象者
 @nifty会員の方でかつ@nifty厳選レストラン会員の方
※@nifty会員

「@nifty ID」および「@niftyユーザー名」(旧PLEASYユーザーID含む)をお持ちの方。@nifty会員でない方も簡単な登録をしていただくことでサービスをご利用いただけます。 
※@nifty厳選レストラン会員

プロフィール登録をしていただいた方(登録無料)
○特長
・解答時間に制限はなく、インターネットにつながる環境があれば、いつでも受験可能
・受験直後に合否の結果がでるので、「@nifty厳選レストラン」のサイト内で「フードアナリスト初級」を取得できる
・「フードアナリスト初級」の認定で-フードアナリスト協会発行のオンライン認定書の取得
-協会発行のメールマガジンの受け取りができ・『食卓賢人倶楽部』への入会が可能です。
・「マナー検定」や「@nifty厳選レストラン常連度チェック」などの受験が可能

| | トラックバック (0)

2008年7月 1日 (火)

伝統食を大切に!

お米の含まれるミネラルはバランスが良く、私たちに必須なものだとして、主食としての「米」の見直しが叫ばれています。

そこで見つけた新しい主食。

Photo

おいしさへの架け橋「黒米と大豆」を併せるという新しい発想から生まれた「美人玄米」は、国内産 黒米&大豆入り「玄米ごはん」。白米と黒米の玄米に大豆の3種類をブレンドして作られたもの。この3種類の組み合わせは、美味しさと環境への優しさも兼ね備えた新しい主食として誕生。

玄米が、ヌカの部分を取り除いた精白米と比較して、栄養的に優れていることは誰もが知っているところ。しかし、普通の炊飯器で炊くのが難しかったり、硬くてボソボソして食感が悪かったり、独特のにおいのせい今ひとつ人気が薄かったのです。それを独自の技術で解決し、普通の炊飯器で炊いて食べることが可能になり、米が本来持っている力を引き出すことが出来るようになったのです。

白米の玄米には多くの栄養素が含まれていますが、さらに黒米は糠の部分に色素成分でポリフェノールの一種のアントシアニンが含まれ、また、毎年の国民健康・栄養調査で女性の摂取不足が報告されている鉄分も含んでいます。

一方、大豆には畑の肉と称されるほどタンパク質が多く、コレステロールの低下作用がある不飽和脂肪酸が含まれています。また、毎年のように摂取不足が報告されているカルシウムも含まれています。さらに、ポリフェノールの一種のイソフラボンが女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きを体内ですることから、更年期障害の症状の緩和や生活習慣病で女性に多い骨粗しょう症の予防が期待できます。その上、厚生労働省研究班が行っている日本人の女性を対象とした調査では、大豆や大豆加工食品を良く食べる人ほど、乳がんや脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクや循環器疾患による死亡リスクが低減することが報告されてるそうです。

Photo_2

一見地味な食べ物の在り方にこそ、日本人が長寿で素晴らしい精神力や知力を育んで来た秘密があるのです。代々受け継いで行きたい家庭の味を大切にしたいものです。

Photo_3

食事のバランスが崩れやすい現代だからこそ、主食の大切さを考えるべきなのです。ネーミングどおり、女性への美しさだけでなくアンチエイジングにも良い「美人玄米」を上手に食事に摂り入れてみてはいかがでしょう。

| | トラックバック (0)

« 2008年6月 | トップページ | 2008年8月 »