伝統食を大切に!
お米の含まれるミネラルはバランスが良く、私たちに必須なものだとして、主食としての「米」の見直しが叫ばれています。
そこで見つけた新しい主食。
おいしさへの架け橋「黒米と大豆」を併せるという新しい発想から生まれた「美人玄米」は、国内産 黒米&大豆入り「玄米ごはん」。白米と黒米の玄米に大豆の3種類をブレンドして作られたもの。この3種類の組み合わせは、美味しさと環境への優しさも兼ね備えた新しい主食として誕生。
玄米が、ヌカの部分を取り除いた精白米と比較して、栄養的に優れていることは誰もが知っているところ。しかし、普通の炊飯器で炊くのが難しかったり、硬くてボソボソして食感が悪かったり、独特のにおいのせい今ひとつ人気が薄かったのです。それを独自の技術で解決し、普通の炊飯器で炊いて食べることが可能になり、米が本来持っている力を引き出すことが出来るようになったのです。
白米の玄米には多くの栄養素が含まれていますが、さらに黒米は糠の部分に色素成分でポリフェノールの一種のアントシアニンが含まれ、また、毎年の国民健康・栄養調査で女性の摂取不足が報告されている鉄分も含んでいます。
一方、大豆には畑の肉と称されるほどタンパク質が多く、コレステロールの低下作用がある不飽和脂肪酸が含まれています。また、毎年のように摂取不足が報告されているカルシウムも含まれています。さらに、ポリフェノールの一種のイソフラボンが女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きを体内ですることから、更年期障害の症状の緩和や生活習慣病で女性に多い骨粗しょう症の予防が期待できます。その上、厚生労働省研究班が行っている日本人の女性を対象とした調査では、大豆や大豆加工食品を良く食べる人ほど、乳がんや脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクや循環器疾患による死亡リスクが低減することが報告されてるそうです。
一見地味な食べ物の在り方にこそ、日本人が長寿で素晴らしい精神力や知力を育んで来た秘密があるのです。代々受け継いで行きたい家庭の味を大切にしたいものです。
食事のバランスが崩れやすい現代だからこそ、主食の大切さを考えるべきなのです。ネーミングどおり、女性への美しさだけでなくアンチエイジングにも良い「美人玄米」を上手に食事に摂り入れてみてはいかがでしょう。
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