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2010年8月12日 (木)

日本の原風景のある、食材の理想郷“山形”に学ぶ①

山形を拠点に日本のみならず世界でも活躍する「アルケッチャーノ」の奥田政行オーナーシェフとの出逢いから物語が静かに始まった。初めて奥田ワールドに触れた時、世の中に数多ある調理方法の中で、究極的にシンプルで且つ大胆な料理を作る印象を持った。その後、幾度と無く話をする機会を得てその背景に山形県の自然環境から作られた生態系が生む自然の恵みの力の大きさを知る。お互いに共鳴出来る作り手と食べ手の関係が深まり、私の温めていた企画「1日限りの夢のレストラン」を銀座で開催する。超一流の都会「銀座」と超一流の大自然を持つ「山形」とのコラボレーション食事会である。

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奥田シェフが山形県産の食材を銀座に持ち込みライブで料理を作る。その背景や調理について私は食べ手のプロフェッショナルという立場からライブで解説をしながら食事を楽しんでもらった。昼と夜のコースを全て食べて完成される究極の“山形食材でのフルコース”。只の食材と思われたものが、口にして一生の思い出になり得る味わいとなり、“特別な食材”と評価され、“日本の宝”とまで賞賛された。日本を代表する会社のトップを初めとする食に深い造詣を持つお客様たちを唸らせたのだ。

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このイベントをきっかけに訪れた山形県の魅力は、私の中の記憶を呼び覚ます。子供の頃に海や野山を駆け抜けた風景そのものだった。そして、スローフードという言葉の発祥の地イタリアに住んでいた頃の思い出と深く折り重なった。

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銀座で食べた料理とはまた違う命の輝きを放つ鮮度の味が迎えてくれた。「ここでしか作れない味があるんです」と、奥田シェフは笑う。案内された大地や海、山々にそよ吹く風の心地良さは、人間も自然の一部なのだと改めて感じさせてくれる。空を見上げたのはどのくらい振りだっただろう・・・。私たちは地球の健康を頂いている。その大地の恵みに向かい合う生産者の皆さんにお目にかかりたい!いつかは、ここで暮らす人々と話がしてみたい。という思いを深くした。

Fujini3

つづく・・・ 

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