心と体

2008年3月27日 (木)

現代人は、生命体として二流?

Photo_2 プロスポーツ選手のマネージャーをしていた経験から、スポーツ医学について多くを学ばさせて頂きました。また、幾多の医療関係者とも交流させて頂いています。
中でも興味深かかったのはY医学博士です。専門が「正常分子医学」という分野で、栄養と病気には密接な関係があるといつも解説してくれました。病気になる原因の言うのは、基本的に細菌やウィルスだけではなくて、人間の生命システムが低下した結果起こるのです。残念ながら今の日本人の食生活からは失われている現状を嘆いておられます。
「今の日本人は生命体として二流になってしまっている」とも警鐘を鳴らしています。

生命体として二流・・・ショックな言葉です。

花粉症や色んなアレルギー、糖尿病や癌なども増えています。あるいは、プロ野球選手や大相撲などのスポーツ選手が故障しがちで、それが原因で試合に出れなかったり、引退を余儀なくされてしまうケースもみられます。東京オリンピック以降、生活の便利さは加速度的に発展しましたが、肉体的な強さは損なわれてしまった。逆に、人口4000万程度の韓国などは、スポーツの分野で目覚しい向上を見せています。やはり、韓国人の肉体が強靭な理由の大きな部分をキムチを食しているという点に注目が集まっています。「キムチのような発酵食品を食べるということは凄く重要な事なんです」とY先生は力説する。
アジア人になぜ肥満が少なかったかというと、中国・韓国・フィリピン・タイ・マレーシアと、みんな発酵食品を食べてきたからです。日本人の場合も味噌や納豆などが体に良かったのです。
欧米化した食事、ファーストフードなどの食生活の変化が日本人の体を弱くしたとさえ言われています。

アメリカが唯一、戦争で負けたのはベトナムですが、ベトナム兵は脅威の集中力を持っていて、敵と対峙していても4時間くらいはピクリとも動かないでいることが出来たのです。この脅威的な集中力こそが本来のアジア人の能力なのだそうです。
多くのスポーツ選手の体を見続けているY先生曰く、タイガーウッズの集中力も、母がタイ人という血を受け継ぎ、食事に発酵食を摂り入れているお陰なのだとか。

今の日本人は疲れがちで抵抗力が弱く、若者ですら路上で座り込んでいます。韓国の青年は3年間の兵役に就く義務がありますから比べるまでもありません。

健康な体を作る素は何かといえば「食べ物」。その基本のライフスタイルがダメになっている。それが原因で日本人は外国選手と戦えなくなってしまった・・・という見解から、スポーツ選手の肉体改造を筋力トレーニングだけでなく、食生活から変えることに取組みました。僕の担当選手は、結果として世界新記録(全16戦中11勝で50年ぶりの更新)を樹立しての世界チャンピオンに輝いたのです。

特に脆弱になった理由がミネラル不足だそうです。中でもマグネシウムは1日300ミリグラムは必要だといいます。不足すると心臓病や様々な病気を引き起こす要因になり得るそうです。カルシウムは摂るけどマグネシウムは摂らないでは、働きが悪くなります。
但し、今の時代の食べ物には有害物質がたくさん入っています。水銀や鉛、抗生物質や食品添加物など。しかし、必要悪の部分もあるので抑えることは出来ません。便利を買っている部分もありますからね。
だからこそ、解毒が必要となってきます。便や尿からも排出されますので、水分を多めに摂る事も大切です。代謝も上がります。しかし、それだけでは充分でなく、もっと積極的に毒素を排出させようというのがデトックスというやつですね。

スポーツ選手では「ファスティング」を行う場合があります。これは専門的な医者の管理の下に行う断食です。
現代人のように高脂質・高タンパクの食生活を続けていると、胃や腸や膵臓は消化酵素をたくさん分泌するのです。なのに、消化の働きを助ける食物が少なくなっています。食物酵素を取り入れると胃や腸、膵臓の負担が軽くて済みます。現代人は疲れ果てていて、抵抗力も弱い・・・悪循環です。
ファスティングが体に良いのは、そんな疲れ切った胃や腸を休ませて消化液を出さなくて済む期間をとることによってオーバーホール出来るからなのです。そして、オーバーホールすると、その余ったエネルギーが、更に代謝酵素に回ります。つまり病気などを治すエネルギーに変わるのです。
ボクシングの減量なども科学的にはこうした理論が考慮されたものです。
加えてファスティング中はテレビやニュースなども見ないほうが良いのです。それほどストレスなどの精神的な部分も体に影響を与えるのです。心も穏やかに過ごせる時間は人間にとって大切なものです。

頑張り過ぎの皆さん、程よく休むのも勇気ですよ。

注)ちゃんとした知識のない、無理な断食は逆効果です。

正しく食べるという知識を身につけて、生命体としての質を向上させましょう。

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2008年3月18日 (火)

食とアンチエイジングの関係

友人に美容師さんが多い。それはもうたくさんの雑誌の表紙やCMなどを手掛けているプロ中のプロフェッショナルたち・・・そんな関係もあって、六本木や裏原宿にあるヘアーサロンなどに通っている。

先日、ふとした会話で「フジーニさん、髪の毛がどんどん健康になって来ていますね。何だか密度が濃くなっていますよ。」とか言われた。その友人は、もう何年も僕の髪の毛を見てきていて、密かにその変化に驚いていたという。

生活はというと、不規則&寝不足でとても健康に良いとは言い難い。

今から5年程前には、そういえば悲しい出来事やストレス、マイナス思考などが重なり「老けた」と誰彼なく言われた状態であった。抜け毛もひどく、雨が降ると頭皮にヒンヤリと雨粒を感じるほど。肌は乾燥して皺も増え、目にも力がなかったのではなかろうか・・・?

そう、人間は投げやりや日々の生活の不満や不安、気持ちの低下などによって身体はどんどんと加速度的に老化へ向かう。加えて、食への感心の低下こそが主たる老化の原因とも言われている。

食べることこそが人生の最大の楽しみだという自分が、食べることにすら情熱を失っていた時期に符合して老化を加速させていたなんて・・・

そんな折に、フードアナリストという資格が誕生したニュースに触れた。ヨーロッパ生活で食べ歩きを趣味としていた自分に懐かしさを覚え、チャンレンジ。元来持っていた食への感心が手伝って、そりゃもう寝る間を惜しんでの猛勉強をしました。

食べること=生きること。という、原点に思いをもどすことが出来て、改めて体調が思わしくない部分への不足を補う食生活を心がけてみた・・・その結果、髪の毛が元の状態をも越えて、「抜け毛は減り、量が増え、1本ずつが太くなり完全に再生した」という訳です。40歳を越えても問題なく再生するのです。

長い時間をかけてですから自分ではあまり気付いていませんでしたが、肌や気力を含めて今では年齢より必ず若く見られるようになりました。特に地方に行くと顕著です。

ただ食べるのではなく、正しく食べることの意味を食の専門家として継承して行こう!と感じた友人の一言。

人前に出る立場にあり、今ではファッションも楽しんでいる前向きな自分もアンチエイジングにプラスだと感じます。

友人たちは髪の毛の専門家だから、食い付く食い付く。食べ物や摂取しているサプリメント、シャンプーなどにも今後触れてみたいと思います・・・

悩んでいた友人たちにアドバイスしたら、彼らも完全に再生しましたので実証されました。

少しでも美しく爽やかに年齢を重ねて生きたいのは皆の本音ではないでしょうか。

諦めてはいけませんぞ。

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