日記・コラム・つぶやき

2011年6月10日 (金)

手紙のチカラ

最近、多くの手紙を頂く。それも手書きのものが多い。

季節の便りから、お礼状などその筆者の想いが綴られた文字の個性に読みながら頬が緩む。

お世話になった先輩にお礼の菓子を贈ったお礼状は、その時の菓子の包装紙を利用して手作りの封書にしてくれていたりする。嗚呼、何て素晴らしい心遣いなんだろうと心に響く。

インターネットが普及して以降のコミュニケーションは大きく様変わりしたが、人と人を繋ぐ心の交流に手書きであることの意味は大きい。どんなに繕っても、どんなに気取ってもEメールでは伝えられないものがある。

人間関係が大きく様変わりして、最近は年上の方との交流が多くなって来て学ぶ事が多い。特に、世の中で成功して信頼の厚い方々からの手書きの文字ひとつ一つには、その人の歴史があり、苦難を乗り越えた努力と、人に対する優しさを感じる。

文字は人なり。

どんなにヘタクソな字であってもいい。相手を想う、心を込めて手書きで手紙を送りたいと思う。

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2009年2月11日 (水)

ちょっと懐かしいほのぼのドーナツ

ふとした散歩の通り道で行列の出来るドーナツ屋さんに出くわした。シンプルな店のデザインに好奇心が駆られ、早速並んで見ることにした。
Haradonuts001 「はらドーナッツ」は神戸に本店がある新進のドーナツ店。「おいしく、健康で、安心して食べてもらいたい」を信条に、防腐剤・保存料は一切使用していない。国産の小麦粉などの厳選素材の他、神戸市にある昭和43年より神戸湊川で営業を続ける老舗「原とうふ店」の豆乳とおからを使い、大豆の甘味が生きる優しい味が魅力だ。

100%国産小麦、全粒粉、体に良い三温糖を使うなど、素材にはトコトンこだわっている。

Haradonuts002 ここでは、スタッフが心をこめて1つ1つ毎日丁寧に手作りしていて、その日の温度や天気を考慮して、全て店内で製造しているという。

面白いのは、てっきり「原とうふ店」がこのドーナツを生み出したのだと思ったのだが、話を聞いてみるとオーナーは違うという。独自の体に良いドーナツを作り出す過程で、原とうふ店の豆乳とおからを使用したといころ理想のドーナツが出来上がったということから、ネーミングも含めての敬意として「はらドーナッツ」という店が誕生したのだそうだ。

Haradonuts004 品質管理をした厳選素材を使う為、直営店でのみ販売とし、「原とうふ店」が作る高品質のオカラ・豆乳は毎日東京の直営店へ直送して、鮮度を保っている。安心・安全な商品を提供出来るようにフランチャイズのような様式は一切行わず、直営店のみの出店と限定するのだそうである。何とも素晴らしい考え方だろう。

どこか懐かしくて、ホッとする味。肉屋さんで揚げたてのコロッケを買って頬張った記憶が蘇るような時間。子供の頃に母が作ってくれた昔懐かしい自然な甘さのふんわりとしたドーナツの味がする。 Haradonuts003

安心で安全という自然の味にこだわるゆえ、美味しさの賞味時間は短い。プレーンな「はらドーナッツ」だけは揚げたてを買う事が出来るので、すぐに食べてみて欲しい。

お土産で買って帰ったドーナツを翌日食べたものとは断然違う揚げたての味こそがオススメといえる。

行儀は悪いが、歩きながら食べるのが一番うまいのだ。

二子玉川店
東京都世田谷区玉川3-15-12
玉川三丁目マンション102
Tel:03-5491-2082

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2009年1月26日 (月)

願いが叶うレストラン

この時期になるとチョコレートの話題に花が咲く。フランス中からショコラティエやパティシエが居なくなるとさえいわれるのは、東京の伊勢丹新宿店でチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が開催されここにスターシェフたちがやって来るためだ。

チョコレートとショコラの区別は、比較的一般に買えてカジュアルで手頃なものをチョコレート。こだわりの手作りで高級なものをショコラと呼ぶらしい。
となれば、もちろんバレンタインでの愛の告白なら“ショコラ”だろう。

さて、男性はホワイトデーでのお返しに何を選ぶ?そのセンスは女性の注目や評価を決める大切な場面だ。

せっかくこだわって選んだチョコやプレゼントなどをどのように渡しますか?こっそり、人目を避けて渡すという声を多く聞きます。

・・・それでは、何だか味気ない気がします。

そこで、さり気無いけど優しい時間をフレンドリーで適度な距離で過ごせる場所をこっそり教えます。星付きレストランでは気負いすぎ、和食だと緊張するし、鮨じゃ話が弾まない・・・。何より相手に気を使わせすぎちゃいます。
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そんな時には、「カフェ・クレープリー・ル・ブルターニュ」がお奨めです。ここは、僕にとってのラッキープレイス。店の雰囲気はブルターニュの日常って感じで、フランス人のフロアマネージャーのゲンヴェール・ドゥニさんに「ボンジュール!」って迎え入れられてたらちょっとフランス気分。気取らず、それでいて非日常のフランスの田舎な雰囲気とホスピタリティに溢れたサービスが、彼や彼女のドキドキ感を和らげてくれます。

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元々は土地がやせて冷涼な気候で小麦よりソバが栽培されていたブルターニュで生まれたガレット。ハムやチーズなどを包んで食べるそば粉のガレットと小麦でスイーツ感覚で楽しむクレープのどれをとっても特別な美味しさなのです。そう、この場面で“素晴らしく美味しい”ということが重要です!顔を見合わせ「おいしいね」って笑顔が溢れること間違いなし!

ハムとチーズのガレットと今の時期に一番美味しいという自家製の林檎のコンポートと塩キャラメルソースのかかったクレープを注文なんてどうでしょう?そば粉ならではの芳ばしい香りとチーズのコクがたまりません。苦味の中に甘さの躍るソースの奥の林檎の爽やかな酸味は、口の中で五感を刺激する最高のハーモニーを奏でるムッチリした食感がたまらないクレープ。絶品だと断言しておきましょう。

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飲み物は、リンゴから作られる発泡酒「シードル」を合わせるのが常道ですが、ノンアルコールならここのアップルアイスティーが良く合います。

この店のキャラメルもまたホワイトデーの有力候補ですよ。

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愛を告白するのか、日頃のお礼か、気になっています、なのか・・・表参道を歩く頃には、少しだけ距離が近くなっているかもしれません。

「美味しいクレープ食べに行きませんか?」から始まる物語に、HAPPYがたくさん訪れますように!

ル ブルターニュ
渋谷区神宮前3-5-4
表参道駅 A2出口より徒歩6分
電話番号:03-3478-7855
11:30-23:00 (LO)
11:30-22:00 (日・祝)
年中無休

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2008年12月10日 (水)

新しいレストラン格付け本が誕生 !

来年2009年の秋に、レストラン格付けガイドブック「アテナイオス」の出版を日本フードアナリスト協会設立3周年パーティー記者会見で発表致しました。

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 これまでのグルメ格付けガイドブックにはない、日本人でなければ評価できない料理文化、美意識までも評価軸に加え、レストラン格付けをする試みです。レストランの格付け情報のみではなく、外食・食品業界におけるニュース、統計、社会動向を掲載します。
 アテナイオス1冊で、その年の外食の動向が掴める内容となります。

 この度、レストラン格付「選定委員長を任命されました。

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 《アテナイオスの概要》
 【タイトル】  アテナイオス
 【価 格】   2,000円台後半
 【発売日】   2009年10月20日頃
 【発行部数】  50,000部予定
 【掲載店舗数】 250~300店予定
 【対象店舗】  東京都内のレストラン

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2008年12月 4日 (木)

日常の小さな楽しみ

お気に入りの散歩道、ふと立ち寄りたくなるお気に入りの店。

住宅街にひっそりと佇む小さな店「VECTOR(ベクトル)」は、そんな中のひとつだ。

何よりコーヒーが旨くて、とっておきは「アボカドチーズバーガー」である。

Photo 本物だけが持つ旨さを存分に蓄えた最高のハンバーガー。両手で掴んでカブリついて欲しい。

香り高いコーヒーと、このハンバーガーがあれば最上の時間が約束される。

テラス席でゆったり本を楽しむも良し、犬の散歩に立ち寄るも良し・・・バタバタと羽根を羽ばたかせ飛び回る日常の止まり木として欠かせないホッとする時間を過ごせる場所を持っていますか?

Vector

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2008年8月23日 (土)

北京オリンピック「光と影」

一昨日の夜、都内某所で北京オリンピックに出場した女子マラソンランナーの土佐礼子さんを見かけた。

今回の北京オリンピックでの結果は、とても残念なものであった。野口選手の不出場や様々な状況下でのプレッシャーや故障箇所を抱えてのスタートなど・・・そして痛みを抱えての激走・・・

そして、リタイア。

世間は厳しい見方をする。心無い論調やコメントも多数見られた。

3月の代表選考レースである、名古屋国際女子マラソンにおける土佐選手の激走を頭から消し去ることが出来ない。31㎞過ぎの上りで田中選手にスパートをかけられ、一時は11秒も差をつけられた。レースを見ていたほとんどの者が、土佐選手の惜敗を予想したはずだ。

世界陸上での銀メダルなど実績はあったものの、相次ぐ故障でしばらく走れない状態が続いていた。名古屋国際女子マラソンは実に1年11カ月ぶりのレースだった。

マスコミも当日までこの名古屋国際のレースを、ほとんど消化レースに近い扱いをしていた。そして見ている人々もそう考えていた感は否めない。内定済みの野口みずき選手、大阪で他の有力選手を抑えて優勝した坂本直子選手、そして、東京国際女子マラソンで本来の力を出し切れなかったものの誰もがその力を認める高橋尚子選手の3人でほぼ決定という空気が漂っていた。

「諦めてたまるか!」と、鈴木監督の気持ちは土佐選手を奮い立たせる。

同じ気持ちでレースに臨んでいた土佐選手は37㎞過ぎに田中選手と並んだ。テレビの音声が土佐のもがき苦しむ声を捉えると、それはゴールまで続いた。

苦しみに苦しんで、もがきにもがいて代表の座を自らの頑張りで勝ち獲ったのだ。

そんなシーンを忘れない。苦しみをたくさん乗り越えた人生の縮図。

足を引きずりながらも友だちと買い物をしていた土佐選手。周囲にはひそひそと冷たい視線もあった。心無い小声も聞こえた。車椅子の女性が土佐選手に握手を求め、涙ぐんで話しかける。笑顔で握手を返し、丁寧に話をしているその姿に、「お疲れ様とありがとう」という言葉しか浮かばない。

人の何倍も苦しい思いを乗り越えたオリンピック出場選手たち。

頑張った結果としてリタイアだった。しかし、土佐選手の頑張った姿勢の価値が何ら下がるものではないと思う。

輝いた夏の一瞬を人々は忘れ去ってしまうだろう。しかし、僕は笑顔で握手する土佐選手のその姿を忘れない。車椅子の女性の涙こそ、彼女が与えた真実の感動だから。

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2008年8月 7日 (木)

待望のLADUREE(ラデュレ)上陸も・・・

世界中のファンを魅了して止まないLADUREE(ラデュレ)がついに日本に上陸した。

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創業1862年。サロンド・テ文化を世界に広めたシンボルでもあり、伝統を守りつつも進化を続けながらTOPブランドの地位を揺ぎないものとして君臨する名門だ。かのピエール・エルメが独立する前に働いていた事でも有名である。現在は、オートクチュール同様に「春夏」、「秋冬」のシーズン毎に新作を発表するなど、毎月のマカロンボックスの開発なども注目を集めている。

過去には、何度も日本進出の噂があったが、なかなか実現せず、「フランスの“アール・ド・ヴィィーブル”(生活芸術)を世界に伝えるべく海外展開を図る予定だが、ラデュレのエスプリを伝えられると確信出来ないと出店はしない。絶対に妥協はしない。また、そのための努力も惜しまない。」とダヴィッド・オルデー社長は語っていたことを思い出し、いつかそのエスプリの上陸を心待ちにしていた。

今年最大級のニュースとして日本でのオープンを受け止めて、早速行ってみたのだが・・・

さすがに話題のパティスリーだけあって入場制限でありました。サロンド・テの利用、商品の購入共にそれぞれ1時間以上の行列に並ばなくてはならない・・・オープン直後は数時間待ちであったとか。

それでも、折角なので歴史の1ページに触れてみようと、それぞれ並んでみました。

サロンド・テでは、お茶とスイーツだけでなく食事も出来ます。訪ねたのが3時頃だったこともあり、このパティスリーの良さを満喫出来るアフタヌーンティー(2名7000円から)をオーダー。内装は、本場パリのバナパルト店を手掛けたインテリアデザイナーに依頼だそうで、ルイ16世風の格式を表現しつつもモダンでエレガンスな空間に仕上がっています。エレガンスな時間を堪能しようとメニューを見る時は、期待でワクワクでした。

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運ばれて来たアフタヌーンティーに、「?」。頼んだサンドイッチとは違うものとなっています。折角なので、3種類あるサンドイッチを全種頼んだのです。取り替えて頂き、マカロンを食べたらこれまた違うものが来ていました。4種類の中で2種類がオーダーとは違うもの・・・マカロンはサンドイッチとは違って食べてみないと判らない種類もありますから外見で間違いは指摘出来ません。しかし、口にしてしまったのでこれは仕方ない・・・。

サンドイッチを口にしてビックリ!何とガチガチに凍っているではありませんか。まさかの思いで全てを確認すると4つ全てが冷凍された状態の固いサンドイッチです。店のスタッフにその旨を伝えるも「すみません」というのみ。壁一枚隔てたバックヤードで「○○さん、お客さんから苦情言われました~」という声が聞こえる始末。

オープンして間もないとはいえ、コーヒーは温(ぬる)いなど改善点だらけの惨劇。う~~~~~ん、残念。

パリで行ったラデュレとは全く違うもの、場所でした。

世界でTOPクラスのスイーツメゾンが、ホスピタリティに欠けたサービスでは、名門の名が廃ります。

最も好きで、期待しているラデュレ様、どうか改善してパリのエスプリ溢れる本物を私たちに体験させて下さい。日本全国、多くの人たちがわざわざやって来ます。その素晴らしい伝統、味、サービスを日本中のファンは期待しています。

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2008年7月18日 (金)

クイズ番組の裏側

皆さん、クイズ番組はお好きですか?

僕は好きです、見る分には・・・

実は、情報番組やバラエティー、クイズ番組などでも食の問題がたくさん出題されます。食の専門家として多くの番組の監修を手掛けていますが、これがまた大変なのです。

「へ~」って唸ったり、なるほど!と驚いてもらう裏側には、夜通し文献とにらめっこしたり、様々な情報機関への問合せをしたり、時には海外へ裏付けをとるために連絡したりと1問に数日を費やすなんてザラなんです。

世の中のなぜ?語源は?意外な誕生物語、食の薀蓄などなどをあらゆる角度から検証して、解答を解説するなどという役目も請け負います。よくある専門化に聞いてみました。というやつです。

たった数十秒の解説場面に、どれほどの大変が潜んでいるか?

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実は今朝、専門家の家で本に囲まれた映像をインタビューシーンで収録したいという要望に応えたのです。さぁ、夜通し片付け&掃除しなくちゃです。日頃からきれいにしていればいいだけの話ではありますが・・・

そりゃもう大騒ぎで夜中に掃除機はブンブン、猫は走り回る、山積みの本は崩れる・・・泣けます。食の研究家で専門家の日頃の姿は、実は地味なものです。こうした、ドタバタの先にすました顔して、専門家は解説などしているのです。夜中は、Tシャツに短パンでしたが、カメラの前ではスーツにネクタイです(笑)。

こうして、表舞台では気取っているのです。

@nifty厳選レストランで、私がエスコートした食事イベント企画の記事が掲載されました。http://restaurant.nifty.com/

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ここでも余所行きの姿ですが・・・

良かったらご覧下さい。http://restaurant.nifty.com/cs/feature2/detail/080711961710/1.htm

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2008年7月10日 (木)

HAL YAMASHITA」山下シェフとの出逢い

最近、たくさんの料理人たちと話をさせて頂ける機会が増えた。

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最近では、Les Rendez-vous culinaires japonais “レ・ランデヴー・キュリネール・ジャポネ”京都三大名店×ベージュ アラン・デュカス 東京 ~日仏交流150周年を記念して~という食事会が開かれた。
「ベージュ アラン・デュカス 東京」にて京都の老舗日本料理店3店との饗宴を開催。「瓢亭」「美山荘」「京都吉兆」がつくるフランス食材の料理と、「ベージュ アラン・デュカス 東京」のフランス人シェフ・ジェローム・ラクレソニエール氏による日本食材の料理の融合に挑戦するという内容で、第1回目が瓢亭」高橋義弘氏とのコラボレーションだった。※詳しくは6月19日付コラムをご覧下さい

その食事会の隣席でご一緒させて頂いたのが、その名を世界に轟かせて活躍するHAL YAMASHITAのエグゼクティブシェフである山下春幸氏でした。<br>レストランでは、料理を通じてしかメッセージを感じ取る事が出来ないが、同じテーブルを囲み食事をするという場での会話は、また違った印象でその人が見えるものです。常々、料理はその人の価値観や人生観などを表現するものだと感じていますが、まさにハルさんはその料理の名声に違わぬ素晴らしい人物でありました。厨房とは違う、パリッとしたスーツを着こなし、スマートな立ち振る舞いが印象的です。

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僕は基本的には、誰とでも話せるというタイプではありません。もちろん、FOODEXやHOTERESなど大型コンベンションホールなどという会場で講演などもしていますから、人前で話をする事が苦手という意味ではありません。その人がどのような生き方や価値観を持っているかを知り得るまでは、本音で話せないという部分が強いのですね。誰とでも仲良くはなれるが、関わりとしては浅いという関係が好きでは無いのかもしれません。とにかく、興味をもった人については深く知りたいと思うのです。真にハルさんは、そういう人物でした。自分が扱う食材へのこだわりは、生産者への信頼となり、その過程を理解するために実際に足を運びその環境から来る味への感謝を料理という表現で還元しているのです。ハルさんのレストランで使っている魚の80%が瀬戸内海のものであるという部分で、岡山出身の僕の原点と融合して話が盛り上がりました。

1年をすごく細かく区切り、どの時期のどこの環境がどのように良いから、その場所で最上のコンディションになった状況ものを食材の声を、信頼出来るプロフェッショナルな生産者に判断を委ねて仕入れる。その送られて来た食材の声を聞いて調理するのだという。日本には、古来より一年を二十四節気、七十二候という風に分ける風情があり、その中での季節の変化を楽しむという文化がある。そんな古の季節感を大切に、今という時代に新しい料理スタイルで表現するハルさんの根源は“禅”という思想なのではないだろうか。雑念を払い、心を集中して悟りの境地を得ることを目指す。つまり食材への最大限の敬意を「命」という観点から大切にして、食という命を繋ぐ行為に最大限の努力を捧げているようにお見受けする。美味しいのは当たり前の東京の美食シーンで、料理スタイルで異色を放つハルさんという料理人の人柄に触れ、一見すると見過ごしてしまいそうな食材の個性や在り方そのものが、凡庸な調理方法ではなく、ハルさんのみが創りだせる料理を決めさせたのだと思うと、稀代の感性をもった調理人であることは間違いがないですね。

フードアナリストは、作り手と食べ手の幸せを繋ぐ架け橋となる存在でありたいと思っています。こうした時間が紡ぎだす料理人からの言葉の一つひとつに込められたメッセージを料理から感じ取れるための勉強も大切ですね。今後も精進して、食べるということから多くの物語を見つけ出したいと思います。

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2008年7月 2日 (水)

フードアナリスト初級検定がスタート!

[News Release]

日本フードアナリスト協会とニフティ、初のWeb上で実施する検定試験
「フードアナリスト初級検定」を「@nifty 厳選レストラン」にて独占開催。

 日本フードアナリスト協会(代表:横井裕之、東京都千代田区、以下フードアナリスト協会)とニフティ株式会社(社長:和田一也、東京都品川区、以下ニフティ)は、7月1日(火)からインターネット上で「フードアナリスト初級(注1)」の初のWeb検定を開催します。

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 この検定は、食の専門家であるフードアナリストたちが紹介するレストラン情報サイト「@nifty厳選レストラン(注2)」のサイトで行います。受験対象者は@nifty会員の方でかつ@nifty厳選レストランの会員です。 

受験者は二者択一形式の試験問題を30問回答し、24問以上正解すると「フードアナリスト初級」に合格と認定されます。解答時間に制限はなく、インターネットにつながる環境があれば、いつでも受験可能です。受験直後に合否の結果がでるので、「@nifty厳選レストラン」のサイト内で「フードアナリスト初級」を取得することが可能です。

 「フードアナリスト初級」に認定された方には、フードアナリスト協会発行のオンライン認定書が送られ、また、協会発行のメールマガジンの受け取りが可能となります。さらに、フードアナリスト向けのインターネット上のコミュニティ「食卓賢人倶楽部」へ入会することもできます。

 フードアナリスト協会は、「フードアナリスト初級検定」を初めてWeb上で開始することにより通常の受験者とあわせ、全体で今年度5,000名の受験者を見込んでいます。Web検定の開始により、「時間や場所を問わず、受験が可能になる」ことから全国各地の食に関して興味がある・もっと深くしりたい方に間口を広げ、資格取得者の拡大をめざしています。

 一方、ニフティはこの検定を通じて、フ-ドアナリストの認知度および「@nifty厳選レストラン」のクオリティをさらに高めていきます。今後は各企業と連携して、食に関わる検定を展開していき、食に興味がある方の食に関する知識の向上にむけて幅広く利用されることをめざしています。

 両社は今後も本サイトを通じて、お気に入りのお店をみつけ、"常連"になれることを応援し、レストランの本当の良さ・楽しさを伝え、「お客様とレストランの架け橋」として、食や食空間に関する情報を伝えられるサイトとして展開してまいります。

注1:フードアナリスト

食と食空間を評価・分析する専門家で、レストランを料理の評価だけでなく、サービス・安全性、雰囲気を総合的に評価して「1つ星」から「5つ星」まで評価・格付けする日本で初めての資格です。現在、約3,000名が「フードアナリスト」としてさまざまな業界で活躍しています。

注2:@nifty 厳選レストラン
フードアナリスト協会が認定する「フードアナリスト」の有資格者による鋭く多角的な視点において選んだ厳選されたレストラン情報を提供します。掲載するレストラン情報については、サイト独自の評価基準(注3)により、総合的に評価します。また、「フードアナリスト初級」のほか、利用者のニーズが高い「マナー検定」や「@nifty厳選レストラン常連度チェック」などもあわせて開始します。当サイトの利用者がレストランに赴く際に、役に立つマナーを事前に確認することでより深くレストランを楽しめるような構成にしています。サイトの利用者の中心となる食・美容・健康などに興味を持った情報感度の高い女性やグルメ通の方を中心に利用してもらうことを目的としています。
注3:評価基準
「料理」「内装」「サービス」「快適性」の4つの視点から、それぞれの基準に基づいた10項目の格付け。

<「フードアナリスト初級」のWeb検定」の概要>
○サービス名称
 「フードアナリスト初級」Web検定
○利用料金
 2,500円(税込)
○URL
 http://restaurant.nifty.com/ 
○利用対象者
 @nifty会員の方でかつ@nifty厳選レストラン会員の方
※@nifty会員

「@nifty ID」および「@niftyユーザー名」(旧PLEASYユーザーID含む)をお持ちの方。@nifty会員でない方も簡単な登録をしていただくことでサービスをご利用いただけます。 
※@nifty厳選レストラン会員

プロフィール登録をしていただいた方(登録無料)
○特長
・解答時間に制限はなく、インターネットにつながる環境があれば、いつでも受験可能
・受験直後に合否の結果がでるので、「@nifty厳選レストラン」のサイト内で「フードアナリスト初級」を取得できる
・「フードアナリスト初級」の認定で-フードアナリスト協会発行のオンライン認定書の取得
-協会発行のメールマガジンの受け取りができ・『食卓賢人倶楽部』への入会が可能です。
・「マナー検定」や「@nifty厳選レストラン常連度チェック」などの受験が可能

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