男のスイーツ

2008年4月 1日 (火)

男がスイーツ好きだっていいじゃない

Photo 甘いものが好きなのは、女性だと決めつけていませんか?ヨーロッパでは、年配の男性が夜にお酒とチョコレートを嗜む習慣があったり、家族や彼女に男性が美味しいスイーツを選べるなんてセンスが良いと評価される文化なんです。

そこで、日本でも男性がスイーツに詳しいことは素敵なことだという認識を持ってもらえるように、ここのコラムで「男性のためのスイーツ情報」などを今後、書いてみたいと思います。

自分が楽しむため、家族や女性に楽しんでもらうためのスイーツ知識は、近寄りがたいスイーツの空間に一歩近付くところから!特に大人の男性がファッションと同じようにスイーツに詳しくなって愉しんでくれたらいいですね。

レストラン選びなども、最後のデザートが素晴らしいという選択があっても良いと思います。

さて、今回はショコラのお話。チョコレートには恋にまつわる話がつきものです。「チョコレートは媚薬」は真か否か。

それはチョコレートがヨーロッパにもたらされてから、延々と繰り返されてきた議論です。

この議論は、まんざら「神話」として片付けられるものではなくなって来たようです。「脳内麻薬」と呼ばれる化学物質が関与している事が分かったからです。もちろん、脳内で麻薬に似た働きをするといっても、量はごく僅かで、ドラッグのように強い作用はありませんけどね。

Photo_2 その一つはカカオに含まれる微量のフェニルエアルアミン。恋した時に、人の脳内に分泌されやすいことか「「愛の分子」とも呼ばれています。恋する気持ちを生み出すだけでなく、幸福感や陶酔感をもたらします。まさに惚れ薬か(笑)。もうひとつは、やはりカカオに含まれるアナンダミド。痛みや心配事を忘れ、喜びを感じる事が出来ます。

さらに人に満足感を抱かせてくれるβエンドルフィンとドーパミン。チョコレートを食べる時や好きな人に会う時など、人が嬉しさを感じる時に、脳内で分泌されます。ストレスが加わった時も、やはりβエンドルフィンが鎮静効果を発揮してくれます。

「チョコレートは恋の苦しみを癒してくれる」。フランスで言われるこの言葉には、これらの脳内麻薬の働きがあったのですね。革命前のフランスの宮廷では、貴婦人たちが愛人たちとの密会前に、一杯のホットチョコレートを飲んでいたといいます。

こうした脳内物質たちは、快感をもたらすだけでなく同時に、体の免疫力を活性化させて抗がん作用もあるなど、健康の維持にも役立つといわれます。

チョコレートがもたらす、ときめきと健康の方程式。

カカオの含有量が本気と義理チョコの境目だったりして。

<参考>【「チョコレートのソムリエになる」 小椋三嘉著 集英社】

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